香港豆知識17
火鍋屋
香港のレストランはどこもおいしいが、毎日、中華料理が続くとさすがに飽きてくる。これはたぶん、油と化学調味料のせいだ。このふたつを使わない中華料理というのは、ほとんどないからだ。
そこでお勧めしたいのが火鍋。もともとは四川料理の専門店でしか食べられなかったが、数年前からブームになり、今ではあちこちに「火鍋」の看板を見るようになった。
食べ方は日本の鍋とほとんど同じ。スープは四川風のピリ辛とふつうの白湯があるので、好きなほうで食べる。具は肉・魚・野菜・ワンタン類などいろいろ。ラクダの肉や巨大なミル貝など、ふだんは食べられないものも注文できる。そして、なにより安いのがいい。
最後はおなじみ「出前一丁麺」で四川風の坦々麺にすれば大満足。