小富豪のためのハワイ極楽投資生活・入門


こんなことがハワイでできる

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4)ハワイ州の運転免許証が取得できる

 かつては駐在や留学などでアメリカに住所があれば、どの州でも簡単に運転免許証を取得することができました。アメリカの免許を帰国後に日本で書き換えることもできたので、ハワイあたりで簡単に免許を取る「格安免許」の裏技もありました(現在では短期滞在中に取得した免許の日本での書き換えは認められていません)。

 しかし現在では、アメリカ非居住者の運転免許取得が非常に難しくなっています。免許を申請するにはSSN(社会保障番号)が必要なのですが、移民規制強化の一環で、仮に居住者であってもアメリカ国内で就業していない場合は、原則としてSSNを発行しないようになったためです。

 しかしハワイ(とくにネイバー・アイランズ)では公共交通機関が発達しておらず、車がなければ生活できません。そこで主に日本人の長期滞在者の便宜を図るために、ハワイ州ではSSNがなくても運転免許証を取得できるように州法が改正されました。

 ハワイ州の運転免許があると、「カマアイナ(現地)・レート」と呼ばれるディスカウント料金の適用対象となり、ホテルやゴルフ場の割引が受けられます。ハワイのリピーターに中には、この特典を目当てに運転免許を取得する人もいます。

 ハワイ州の運転免許の更新期間は5年(1回目の更新のみ4年)で、簡単な視力検査だけで手続き可能です。試験は学科と実技に分かれており、学科はハワイ州内に住所があれば誰でも簡単に受けられますが、実車試験は自分で車を持ち込むので(レンタカー不可)、ハワイに知合いがいなければ難しいでしょう(免許取得をサポートする業者を利用する方法もあります)。

 ハワイ州のIDが必要なだけなら、学科試験で有効期限1年の仮免許を取得するだけでも充分かもしれません。ハワイでは日本の免許で運転できるので、ハワイ州のドライバーズ・ライセンスがなくてもとくに問題はありません(ただし車を購入したり、自動車保険に加入することはできません)。


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