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【Q-054】プライベートバンクに興味があります。どのような金融機関ですか?
プライベートバンクは銀行と証券会社(投資銀行)の機能を合わせもった金融機関で、世界の株式・債券やヘッジファンドを含むさまざまなファンド、金などの商品をひとつの口座で管理することができます。顧客には担当者(リレーションシップマネージャー)が付き、あらかじめ決めておいた運用方針に則って口座をメインテナンスしてくれますから、富裕層にとっては便利なサービスです。 ただしその代わり手数料も高く、口座開設の最低預金額は一般に100万ドルですが、300万ドル以下ではメリットがないといわれています。プライベートバンク側も小口の顧客ばかり増えてもコストがかかるだけなので、最低預金額を引き上げるところが増えています。スイスプライベートバンク協会に所属するピクテやミラボー、ロンバード・オーディエ・ダリエ・ヘンチなど名門銀行に口座開設する場合は、最低預金額は10億円程度です。 このようにプライベートバンクは、IPOなどで財を成した超富裕層以外には縁のない金融機関です。もしあなたが潜在顧客と見なされれば、放っておいても先方からアプローチがあるでしょう。 <最終更新:2012/08/01>
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