臆病者のための株入門
はじめに 臆病者には臆病者の投資法がある
第1章 株で100万円が100億円になるのはなぜか?
寓話としてのジェイコム男
「株のプロ」っていったいなんだ?
株式投資はギャンブルである
複利とレバレッジの話
無限の富を手に入れる方法
100万円が100億円になるゲーム
「人類滅亡の年」の妄想
1日で2億円儲けて、7億円損する
市場には魔法使いが住んでいる
第2章 ホリエモンに学ぶ株式市場
スピード違反は犯罪?
資本主義の原理
市場原理がないからライブドア事件は起きた
“ホリエモンの冒険”はこうしてはじまった
空からお金が降ってくる?
ホリエモンは資本主義そのもの
究極のヴァーチャルカンパニー
無邪気な子どもたちが日本を廃墟にする
第3章 デイトレードはライフスタイル
もう一つの自由の可能性
競馬必勝法が存在しないわけ
株式トレードは心理ゲーム
だれかが得をすればだれかが損をする
チャートで未来は読めるか?
アノマリーを探せ
株式市場のスター・ウォーズ
それでもデイトレーダーになりますか?
第4章 株式投資はどういうゲームか?
株っていったいなんだろう
そもそも投資ってなに?
株式会社の誕生
民主主義と資本主義
買収ファンドの魔法
株価はどうやって決まるの?
究極のこたえ
債券は金利を予想するゲーム
株式投資は将来の利益を予想するゲーム
第5章 株で富を創造する方法
「神様」の投資術
オマハの賢人
平成の花咲爺
実在論と唯名論
ジョーとロッキーの見つけ方
資本主義はけっきょくひとつ
株式評論家で儲けるには
“神様”に資産運用をお願いする
PQの低いひとたち
「安心」を売る商売
「強気」と「中立」ばかりの理由
カリスマ評論家になる方法
第6章 経済学的にもっとも正しい投資法
世界一簡単なファイナンス理論早分かり
マーコウィッツ青年
頭蓋骨のなかに脳味噌入ってますか?
リスクは波のようなもの
効率的ポートフォリオの発見
ファイナンス理論の終着点
経済学的にもっとも正しい投資法
経済学者とウォール街のたたかい
「効率的市場仮説」への反撃
わからず屋と壊れたテープレコーダー
ほんとにいいのか、ノーベル賞
グローバルな市場に投資する
第7章 金融リテラシーが不自由なひとたち
金融版「バカの壁」
コストとギャンブル
いかがわしいキャンペーン
ぼったくりを目的とする商品
元本確保型ファンドのカラクリ
ヘッジファンドで大儲け
“愛国ファンド”の大ヒット
愛情と称して偽善を売るひとたち
カモはどこからともなくわいてくる
第8章 ど素人のための投資法
1 アセットアロケーション
拡大する市場と縮小する市場
最大の資産はあなた自身である
投資は大人のゲーム
2 国際分散投資
世界市場全体に投資する
万人に正しい投資法
確定拠出年金の正しい使い方
3 為替リスク
輸出企業が為替で損するのはなぜ?
金融資産の85%を外貨で運用
4 トーシロ投資法
「トーシロ投資法」の基本的な考え方
どこに資金を投入すべきか?
5 世界市場ポートフォリオ
パフォーマンス
リスク
6 トーシロ投資法vs.プライベートバンク
あとがき 追証がかかった日