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    | 【Q-004】2007年11月に米国イートレードの破綻懸念が伝えられました。なぜですか? イートレード証券の上場持株会社であるイートレード・フィナンシャルは、サブプライム債券の大量保有で破綻の可能性があるとのアナリストレポートをきっかけに、株価が15ドル台から一時は2ドル台まで暴落しました。これはイートレードが銀行(イートレードバンク)を保有し、サブプライム債券でリスクをとって預金利子の支払いなどに充てていたためです。ほかのほとんどのオンライン証券会社は業務をブローカレッジ(取次ぎ)に特化し、自らがリスクをとることはないので、同様の事態は起きませんでした。
 アメリカでは有価証券の分別管理が義務付けられており、10万ドルまでの預け金は証券業協会の保険によって保護されているため、株価暴落後も口座解約が殺到するようなことはなかったようです。なおイートレードはヘッジファンドから資金提供を受けてサブプライム債券の大半を売却し、財務内容の改善に努めています。 <最終更新:2012/08/01>
 
  
    
   
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