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【Q-016】口座維持手数料があるところとないところがあるのはなぜですか?
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オンライン証券会社はどこも顧客層の拡大に努力しているので、自国内の株式取引であれば、最低預金額や口座維持手数料を設定しないのがふつうです。 ここで注意しなけれならないのは、マルチマーケットの証券会社です。海外株式の取次ぎを行なう証券会社では、株式そのものは国外の提携金融機関が管理しているため、そのコストをなんらかの方法で顧客に請求する必要が生じます。 フィリップ証券では、外国株(台湾、スリランカ株を除く)を保有すると1銘柄あたり月額2シンガポールドルの信託手数料がかかります(四半期で上限150シンガポールドル。毎月2回以上の取引などで免除)。 BOOM証券では、外国株の配当に対して回収手数料(米国株の場合3米ドル、日本株の場合500円)が発生します。 このように口座維持手数料や配当回収手数料など名目は異なるものの、外国株式をゼロコストで保有できる証券会社はありません。投資戦略や株式の保有状況によって、それぞれの手数料方式で有利不利が異なりますので、利用する際には充分な検討が必要です。 <最終更新:2012/11/20>
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