2015年7月から、インターネットバンキングを通して送金指示を出す場合に必要だったOTP(ワンタイムパスワード)をセキュリティデバイスを使って生成することになりました。
これまでは、登録している携帯電話宛てにOTPが送られてきていましたが、今後はデバイスを利用することになります。
デバイスはDHLにて郵送されてきますが、一斉に発送されるのではなく、徐々に手元に届くと思いますので、届かないからといってとくに慌てる必要はありません。
ただし、デバイスが届くまでの間、携帯電話を使ったOTPで「Transfers & Payments」のページに進むことはできますが、新規送金先登録についてはデバイスがないと先に進めないようになっていますので、送金先登録をしたい場合は、ネットから申込書をダウンロードしてデバイスの申請する必要があります。
必要な方はこちらにアクセスし、「HOW TOAPPLY」のページで[Click here]をクリックしてPDFをダウンロードし、記入後郵送してください。記入する内容は、名前と16桁のATMカード番号、サインと日付のみです。糊付けをすると封書になる形式なので、それを送ってもいいですし、A4サイズのまま封筒に入れて、自分で住所を書いて郵送しても問題ありません。
なお、デバイスが届いたら、インターネットバンキングにログインして、デバイスのアクティベイション(有効化)を行ないます。
とくに手続きの有効期限が設けられてはいないようですが、デバイスが届いたら早めに手続きを済ませてしまったほうがいいでしょう)。手順は以下のとおりです。
1) インターネットバンキングにログインし、画面上部にある[My Profile]をクリックすると開く画面。
[Security Device Activation]をクリックする。
デバイスが届く前にこれをクリックすると、申請書をダウンロードして郵送するように指示がでる。
2) 登録している携帯電話宛てにメールが届くので、そこに書かれている6桁の数字を所定の欄に入力し、[Continue]をクリックする。
3) 送られてきたデバイスの裏に書かれているSerial Number(シリアルナンバー)を入力(2桁-7桁となっている)。
続いて、デバイスの右下にある緑色ボタン(OTPと書いてある)を1回押して、表示される6桁の数字を入力する。
[Continue]をクリック。
4) 「The Security Device has been activated. 」と表示されたら、手続きは完了。
なお、今後は、送金関係の手続きをする際には、デバイスが必要になりますので、手元に置いてから作業をしましょう。
画面上部の[Payments & Transfers]をクリックすると開く画面。
これまで携帯電話で受け取ったOTP入力欄に、デバイスを押して表示されるOTPを入力。
[Continue]をクリック。