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【Q-034】ミューチュアルファンドを購入するにはどうすればいいですか?
海外投資における“古典的”な疑問のひとつに「ミューチュアルファンドは買えるのか?」があります。フィデリティ Fidelityなど大手ファンド会社の一部が米国非居住者への販売を認めていないからです。その一方で、日本を含む外国人にも積極的にファンドを販売するファンド会社もあります。 この混乱はミューチュアルファンドの海外販売がアメリカの法律のグレーゾーンにあり、SEC(証券取引委員会)が正式には認めていない(といって禁止しているわけでもない)ためです。その結果、ファンド会社によって米国非居住者への販売を認めるところと、認めないところで対応が分かれています。 これは証券会社でも同じで、米国非居住者へのミューチュアルファンドの販売を行なっていない証券会社もあれば、ファーストレード証券のようにルールを広く解釈し(禁止されていないものは販売して構わない)米国非居住者に対しても門戸を開いているところもあります。もっともファーストレード証券の扱うミューチュアルファンドのなかでも、ファンド会社の方針によって非居住者には販売できないものがありますから、事態はさらに複雑になってきます。 非居住者が買えるファンドかどうかについては、リストが用意されているわけではないので、個別にファンド会社に確認するしかありません。それぞれのファンド会社のホームページに「SSN(米国社会保障番号)が必要」とか、「アメリカ国内の住所が必要」などと書かれていたら、米国非居住者には購入できない可能性があります。 <最終更新:2012/08/01>
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