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シンガポール2

Introduction
シンガポールの銀行口座を活用しよう!

シンガポールは東南アジア最大のタックスヘイヴン(オフショア金融センター)というだけでなく、近年、富裕層の移住先としても注目を集めるようになりました。

シンガポールの魅力としては、10 万人あたりの年間殺人件数が日本より低いという治安のよさ、子どものときから英語と中国語を学べるグローバルな教育環境、アメリカの一流病院に匹敵する高度な医療水準などが挙げられます。また税金もきわめて安く、金融所得は利子・配当や譲渡所得もすべて非課税で、相続税や贈与税もありません。所得税の最高税率は20%で地方税はなく、そのうえ海外で得た所得は、それをシンガポール内で受け取ったとしても非課税です。法人税率は17%と香港とならんでアジアでもっとも低く、それに加えてさまざまな優遇税制が用意されていて、多国籍企業がグローバル本社をシンガポールに置くと法人税率は実質ゼロになるといいます。

シンガポール川の河口ラッフルズ・プレイスは、DBS(星展銀行)、UOB(大華銀行)、OCBC(華僑銀行)など国内系大手金融機関、HSBC、シティバンク、スタンダード・チャータード銀行など外資系金融機関の本支店が集まるアジアの代表的な金融センターです。かつてはマレー半島のゴムやスマトラ島の香辛料を荷揚げするための倉庫と桟橋が並んでいた一帯は、今では川べりに国際色豊かなレストランが軒を連ねる観光名所となりました。本書ではそのシンガポールで個人投資家がグローバルな資産運用を実現するための具体的なノウハウをまとめています。

本書で紹介しているのは、シンガポール最大の金融機関であるDBS 銀行と、外資系大手のHSBC シンガポールです。DBS 銀行は、本来であれば口座開設に居住ビザが必要ですが、特例として、シンガポール国内の証券会社に口座を保有している場合は、資金管理の必要からビザなしでも口座開設が可能です。ここでは『海外投資実践マニュアル シンガポール1』で紹介したフィリップ証券に口座を保有していることを前提に、ラッフルズシティの支店で口座開設する方法を紹介しています。

DBS 銀行は、近年急速にオンラインバンキング機能を充実させ、これまで支店窓口でなければできなかった送金指示などもすべてネットで可能になりました。改定版ではこうした新しい情報も図解入りで解説しているので、銀行口座を使いこなすのに役に立つはずです。

シンガポールの銀行口座と証券・先物口座を組み合わせれば、SGX(シンガポール取引所)に上場されている株式やETF、REIT、株価指数先物・オプションなど、さまざまな金融商品へのアクセスがより便利になります。

本書を有効に活用して、“もうひとつのアジアのオフショア” を楽しんでください。

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